言いたいことを言っちゃうポイズンな世の中。

とにかく思ったことをそのまま書いてます。

お金を稼げばお金は増えるのだろうか。

 

 

近年、副業をしようとする人が増加しつつあるように感じます。

 

僕なりに考察してみたんですが、

 

 

 

・企業に勤めていても給料は上がりそうもなく、

・お金を使うときに税金を取られ(消費税)、お金をもらうときも取られ(所得税)

・やりたいことや欲しいものの値段は特に変わらないのに、

・そのやりたいことに使う「時間」がそもそも勤めていることで確保できない

 

などなど理由は様々。

何を理由に「副業をしたい」と思うのかは、人の数ほどの問答があるので省きますが、やりたいことがあっても「それを叶えられないと思わせる」理由がたくさんあって、結局はできなくて終わる。なんなら始めることもできない。

 

こんな人が世の中にはたくさんいるように思います。

 

 

確かに、個人の所得を増やす=経済的な自由度をあげるには、今までと同じようなことをやっててもうまく行かない気がします。

やっぱりお金を稼ぐためには、二つ以上の仕事をするべきなんでしょうか。

その前にもっと考えることがあるんじゃないでしょうか。

 

 

先に使われるお金のことを知った方が良い

ほとんどの人が、お金の教育を受けずに社会に出ます。これは非常に危険なことなのですが、なぜ危険かがわからない人のほうが多いところが、国家のよくできたところ。

 

簡単に考えてみましょう。

国家が税金を集めようとするとき、法人・個人 の二区分から徴収します。

当然国家としては、多くの税金を徴収したいわけですから、消費を増やして経済を回せたほうが得です。その分回収できますからね。

 

ただこれは国側の視点であって、国民側からすると

 

・消費税=消費者になるべくたくさん買ってもらって、

法人税=それによって利益のでた企業からも税金をかけ、

所得税=勤めている人が給与を受け取るときにまた金をむしり取り、

・住民税=日本のどこどこに住んでるからとまたお金を払わせ、

自動車税=車を持ってるね?じゃあ払わなきゃね?とせびり、

自動車重量税=このくらいのエンジンの車ならこのくらい払わないとね〜と圧をかけ、

 

なーんてことをやられてます。

もちろん国家の存続のために、民がお金を払うことが問題だとは思いません。が、これはもはや、ぼったくりを通り越してひったくりに近い所業です。

 

前置きが長くなりましたが、このひったくりに首を傾げる国民が増えると国家は困ります。財源が確保できないからです。

 

とあれば、

・お金の知識を教育として国民に施すべきではない

という解にたどり着くことは自然でしょう。

 

「なんで学校では教えてくれないんだろう?」じゃなく、「学校で教えないことで得をする人がいる」という点に着目すれば、次のステージにいけます。

 

 

しかし、自分の親や学校の先生など、自分が大人(ここでは経済的な自立を大人といいます)になるまでに関わってきた大人たちは、マネーリテラシーのない人がほとんど。

 

ということは、今まで生きてきた中で何も考えずに当たり前のように使っていたお金が、実は全く教わっていない学問として捉えるべきものだということがわかる。

簡単にいえば、お金の使い方や稼ぎ方をアプデしなきゃいけない ってことです。

 

ここまでざっくり考えて、ようやくどう使ったらいいか?どう稼いだらいいか?を考えるスタートラインにたてます。

 

 

資本主義、まさにゲーム。

例えばフェラーリ。市場価格で4000万弱といったところですが、これは一般人からみて明らかに高額。この一般人の手の届かない買い物をするところに、富裕層のステータスがあります。

私はここにひとつの疑問を持っていました。「フェラーリに乗れる人と乗れない人は何が違うんだ」と。考え方が違う という結論に今では達しましたが、ここがまさにハードモードの人生を送るか、イージーモードのスムージーライフを送れるかの分かれ目です。

 

 

残念なことに現時点の私は、フェラーリを買えるような資産を持っていません。

ですが、そのような高級車を乗り回す人たちの堅実な生活を実践し、資産は少しずつですが増えてきています。

 

一時期は高級な服や一着20万近くするスーツなどにお金を使っていましたが、結局それは欲と消費のいたちごっこ。幸福感はほとんど得られませんでした。

ときには「このスーツいくらだと思う?」などの 早めにぶっ飛ばされてしまう悪役の弱いやつようなセリフも吐き、その場しのぎの快感を得たりもしましたが、そんなものは空腹も満たせないクソくだらない自慰行為のようなものです。

 

自分よりお金を持っている人がたくさんいる世の中で、ちょっとしたお金を使っただけで偉ぶるのは、とっても恥ずかしいことだと思いました。井の中の蛙大海を知らず だと思いました。

欲しいものを買うには、お金の稼ぎ方と使い方をしっかり身につけてからのほうがいい と常々感じています。

 

このような消費行動も、「企業のマーケティングと消費促進」に対して、ろくに考えもしないで乗っかってしまっていたからだろうなぁ と後になってみればわかります。

 

人が作ったゲームで遊ぶのって楽しいんですけど、いつか飽きが来たり、自分より強いプレイヤーに打ちのめされて辞めていったりするんですよ。

あと当然ですが、ゲームをやってるだけじゃお金は稼げません。

 

最近はe-Sportsなるものでプロゲーマーが大きな賞金を手にすることも増えてきました。が、結局勝敗のつくものは賭けの対象になります。そして、胴元が一番お金を持っていきます。

 

 

自分が今、何をしていて、何にお金を使っているのか?そして、何をやりたくて、それにはいくらお金が必要なのか?

このへんをしっかり考え続けないことには、今の経済状況からは抜け出せないのでは?と思います。

 

 

攻めるなら経理からってよく聞きますよね。 

 

現時点で、お金がない〜と思っている人は、まずは出費を見直すところから始めるべきです。

お金がないときに、クレジットカードが活躍する世の中になってから随分経ちますが、極力使用は控えるべきでしょう。

クレカは、お金の管理がしっかりできている人が、それをさらに最適化するためにこそ使われるべきだと確信しています。

 

もちろん、

・ポイントが貯まるからお得に買い物ができるとか、

・出先で現金がないからカードで決済するとか、

ライフスタイルに応じて様々な用途があるのは事実です。断固使用しない!と決め込む必要もなく、柔軟に使えればいいだけの話です。

 

が、

ここ最近、クレカを未来の自分からMPを前借りして放つ必殺技的な使い方をする人がとても多いです。特に女性がその傾向は強い印象です。

 

来月もその次の月も、同じように収入が入ってくる前提でお金を使っているからです。

ここもマネーリテラシーが皆無な人の特徴です。

 

リボ払いなどで、月々の支払いを定額にできるようになったのも助けてか、自分がいくら使って、いくら返さないといけないのか、あとどのくらい支払いが残っているのか?もわからない人が多すぎます。

そしてその人たちの決定的な弱点は、「クレカ=借金だと思っていない」ところ。

 

 

収支のバランスを見てみても、「なんだか支払いのほうが多くない?」とか、「その借金返しながら、どうやって食ってくの?」みたいな人がたくさんいますからね。

会社で普通に接してればそんなことわかりませんが、身近なOLの人にも絶対いますよ。リボ破産予備軍。

ちょっとブランドもののカバンとか買っちゃってる人とか怪しいかも。ふふふ。

 

 

まずは家計簿でもつけてみて、自分が何にいくらお金を使っているのかを知るところから始めてみたらいいんじゃないですかね。

貯蓄や資産形成はコツコツ、されど破産は一瞬ですからね。